東南アジアは、日本と比べて人口が増加傾向にあり、経済成長率が期待できるなどのメリットにより、不動産投資をはじめやすいです。一方、海外のため情報収集がしにくいというデメリットもあります。ここでは、東南アジアの不動産投資のメリットおよびデメリットについて解説します。
東南アジアの不動産投資は、日本の不動産投資と比較しても、メリットが多いです。ここではメリットのうち3点を紹介します。
少子高齢化により人口が減っている日本とは違って、東南アジア各国は、人口が増加傾向にあります。日本では近年、徐々に人口が減ってきているのに対し、東南アジア各国は右肩上がりに増えています。特にフィリピンは1億人を超え、日本の人口に近づいているほどです。人口が増えれば、それだけ経済成長が見込まれ、賃貸需要も高くなります。
東南アジア各国では近年、市場の取引が活発です。物価が上がる「インフレ」が起きると不動産価格も上がるため、「キャピタルゲイン(売却益)」を得やすくなり、東南アジア各国では現在、キャピタルゲインを狙いやすくなっています。例えば、1,500万円で購入した物件が数年後、不動産価格が上昇して2,000万円で売れれば、500万円のキャピタルゲインが得られます。
東南アジアでは、インフレで物価が上がっているとはいえ、日本と比べると低い傾向にあります。不動産の価格も日本よりも安価です。東南アジアには、外国人向けのジム・プール付きの高級コンドミニアムも多く、日本の都心部のワンルームよりも安く購入できたりします。日本や、物価の高い外国へ不動産投資をするよりも、費用的にはじめやすいです。
東南アジアの不動産投資には、メリットばかりではありません。デメリットもいくつかあります。ここでは、そのうち2点について紹介します。
東南アジア各国では、国の経済や政治的な事情によって、投資した際の収益の確保が難しくなるといったカントリーリスクがある点がデメリットです。東南アジアは日本に比べて政治情勢が不安定で、法律や税制が変わりやすくなっています。現状でも、東南アジアでは外国人の不動産投資に対する規制が設けられている国が多いですが、今後さらに厳しくなる可能性があります。
国内でさえも、土地勘のない場所で行う不動産投資は苦戦しやすいです。土地勘がなければ、その地域の賃貸需要が高いかどうか分からないからです。例えば都心部に近くても、その地域の治安が悪ければ、賃貸需要は低くなります。そのことを何も知らずに購入してしまうと、入居者付けに苦労することになりかねません。ましてや海外の見知らぬ土地であればなおさらです。
日本からは、現地の情報を集めるのが難しいうえ、言語の壁もあり、文化も違うので、情報収集にはかなりの困難が予想されます。
東南アジアで不動産投資をはじめるには、メリットだけでなくデメリットも把握しましょう。発展途上な国々な分情報収集が困難で、大きな利益への期待と裏腹に、情報不足による損失を招くリスクが伴います。
この事から、東南アジアの不動産投資に向いているのは、現地の情報収集網を持っている人、リスク分散目的での投資を考えている人、海外移住を考えている人などです。
向いているとはいえ、やはりプロへの依頼が安心できますので、手厚い現地サポートのある会社に相談すると良いでしょう。
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